スポーツ整形外科 横浜市 戸塚区 整形外科 リハビリテーション科 リウマチ科 スポーツ整形外科 人工関節 骨切り術

スポーツ整形外科

スポーツ整形外科とは

スポーツ整形外科とは、スポーツを行う方の外傷や障害に適した整形外科です。
スポーツ整形外科は、普通の整形外科同様、骨折や靭帯損傷などを取り扱いますが、スポーツ整形外科の場合は特に、担当医師のスポーツに対する理解が深く、スポーツ障害・外傷に対する治療の専門的な知識を結集して治療に当たるという特徴があります。
具体的には「治療後も快適にスポーツを続けられるか?」「再発を防ぐ手段は?」「故障といかに付き合いながら高成績を出すか?」ということまで考慮して治療に当たります。


対象疾患は?

対象となる疾患は、スポーツによる外傷・障害です。膝・足・肩・肘などの関節が主な治療対象となります。
具体的には、野球肩、野球肘、テニス肘、ゴルフ肘、腰椎分離症、膝半月板損傷、じん帯損傷、肉ばなれ、アキレス腱断裂等の診断・治療を行ないます。


スポーツ障害/外傷を未然に防ぐエクササイズ

エクササイズの効果

定期的にエクササイズをすると心臓が強くなり、肺の調子も良くなるので、心臓血管系が心拍とともに運ぶ酸素の量が増え、体が取り入れて使うことのできる最大酸素量も増えます。
エクササイズにより血圧が低下し、総コレステロール値、低比重リポタンパク(LDL)コレステロール(悪玉コレステロール)値も低下するので、心筋梗塞、脳卒中、冠動脈疾患のリスクが減少します。定期的なエクササイズによって予防できる病気には、結腸癌や多くの糖尿病などもあります。

筋肉や関節を伸ばすエクササイズをすれば、体の柔軟性が増してけがをしにくくなります。
ウエートを使ったエクササイズは骨を強くするので、骨粗しょう症の予防になります。
エクササイズは変形性関節症患者の機能を改善し、痛みを和らげてくれますが、ランニングのような関節に過度の負担がかかるエクササイズは避けた方がよいでしょう。

エクササイズによりエンドルフィン濃度が上昇します。エンドルフィンは脳内に存在する化学物質で、痛みを和らげ、幸福感をもたらします。つまり、エクササイズには気分や活力を高め、うつを軽くする働きがあります。
エクササイズによって健康状態が改善し、外見も良くなると、その人の自発性も高まります。
エクササイズはどの年代の人にも効果がありますが、高齢者が定期的な運動を行えば、機能的能力が改善し、転倒や骨折をしにくくなるので自立性を保つことができます。介護型老人ホームに暮らす体の弱い高齢者でも、筋肉を強化できます。

エクササイズにより食欲が増し、便通が良くなり、睡眠も促進されます。 エクササイズをやめると、その効果は数カ月のうちに消えてしまいます。心臓の強さ、筋肉の強さ、高比重リポタンパク(HDL)コレステロール(善玉コレステロール)値が低下する一方で、血圧は上昇し、体脂肪が増えます。
元運動選手であっても、エクササイズをやめてしまえば、その効果を長期間維持することはできません。
激しい運動はできなくなり、心筋梗塞の危険因子の数は運動経験のない人と変わらなくなり、運動能力を回復するのに時間がかかるようになります。


エクササイズを始めるにあたり

ほとんどの人は、医師に相談することなくエクササイズプログラムを始めることができます。
しかし、心臓や肺に病気がある人や、糖尿病患者、その他の重度の病気にかかっている人は、まず主治医に相談してください。
高齢者の場合も同様です。慢性疾患などで薬物治療を受けている人も、医師との相談が必要です。薬の中には運動能力を低くするものがあります。

運動プログラムを安全に始める方法は、軽い強さの運動やスポーツを行い、手足が痛み出したり体が重く感じられたらやめることです。エクササイズの数分後に筋肉が痛み出すようであれば、それ以上続けてはいけません。
体力が増せば、筋肉に痛みを感じることなく、より長時間エクササイズできるようになります。しかし、筋肉を強く大きくするためには、ある程度の苦しさはつきものです。
運動の強さと持続時間は、徐々に増やしていくことができます。


エクササイズの種類

エクササイズは、酸素を利用するもの(有酸素運動)と酸素を利用しないもの(無酸素運動)に大きく分けられます。ほとんどのエクササイズには両方の要素があります。

有酸素運動

これは空気中から筋肉に酸素を取り入れる運動のことで、心臓と肺は通常よりも激しく動かなければなりません。
ランニング、サイクリング、水泳、スケートなどは有酸素運動です。有酸素運動はカロリーを大量に消費し、無酸素運動よりも心臓機能を改善できます。しかし、筋力強化にはあまり効果がありません。

無酸素運動

これは短時間に大きな負荷をかけるエクササイズのことです。
ウエートリフティングやアイソメトリックス(体の一部を他の部分と拮抗させるような運動)は無酸素運動です。
無酸素運動は筋肉に蓄えられたエネルギー源に依存し、有酸素運動と違って空気中の酸素には依存しません。
全体的にみて、無酸素運動が消費するカロリーは有酸素運動よりも少なく、心臓血管機能に対する効果はやや劣るといえます。
しかし、筋力を鍛える効果がありますし、心臓と肺にも効果がないわけではありません。
長い目でみれば、筋肉は大量のカロリーを消費するので、筋肉が増えれば体が引き締まり、体重も減ります。

強度、持続時間、頻度

エクササイズには常に、強度、持続時間、頻度のバランスがあります。
ほとんどの人は、体力がつくのに伴って徐々に強度を上げ、持続時間と頻度はある程度のレベルに達したら一定に保つ方がよいでしょう。

最初は、たいていの人が数分のエクササイズで疲れてしまうでしょう。最終的には、1回に30〜60分間続けられる最も強い運動を実施するのが目標です。この持続時間であれば、筋肉を鍛え、心臓血管機能を高めるのに最適な効果が得られます。それ以上長く続けても、筋力や持久力を強化する効果はさほど上がりません。

多くの人にとって、週に3〜4回以上エクササイズをしてもあまり効果がありません。心臓は毎日何回も鍛えることができますが、骨格筋は隔日以上の頻度で激しいエクササイズをすると壊れてしまいます。
十分なエクササイズをした翌日には、筋線維に出血と微細な肉離れが生じています。これが筋肉痛の原因です。エクササイズをしたら、約48時間は筋肉を休ませて回復させましょう。非常に激しいエクササイズをすると、一連の筋肉が完全に回復するまでに数日間かかります。筋肉を鍛えるには十分休ませることも必要です。


ケガの予防

エクササイズプログラムを始めた人の10人中6人以上が、最初の6週間以内に、しばしばけがが原因でエクササイズをやめてしまいます。
前に述べたように、運動と運動の間に48時間の間隔を空ければけがは予防できます。

また、痛みを感じたらすぐに運動をやめましょう。
エクササイズの後に感じる筋肉痛には2種類あります。望ましい方は、激しいエクササイズが終わった後、数時間たってから起こる筋肉痛です。
この痛みは体の両側に等しく生じますが、48時間後には消え、次のエクササイズのウオーミングアップが終われば爽快になります。
望ましくない方は、けがを意味する痛みで起こるとすぐに感じ、体の片側でひどく、48時間たっても消えず、またエクササイズをしようとすれば痛みが悪化します。

けがを防ぐには、エクササイズの前に筋肉のウオーミングアップとストレッチを行い、運動後にはクーリングダウンすることが大切です。

ウオーミングアップ

軽いエクササイズ(ランニングではなくウオーキングにする。あるいはウエートを軽いものにする)から始めると、血流量が増えて筋肉の温度が上がります。
筋肉は温まると柔軟になるので、収縮に時間がかかる冷えた筋肉よりも肉離れしにくくなります。ウオーミングアップは、けがの予防に役立ちます。

ストレッチ

ストレッチで筋肉と腱(けん)を伸ばすと柔軟性が増します。
筋肉が伸びると関節の周りで大きな力を発揮するので、より高くジャンプしたり、より重いウエートを持ち上げたり、より速く走ったり、より遠くまで投げたりできるようになります。

しかし、ウエートトレーニングのような抵抗のある運動と違って、ストレッチでは筋肉を鍛えることはできません。ストレッチがけがを予防したり、筋線維が損傷されるためエクササイズ後に生じる筋肉痛を予防するという十分な証拠はありません。ウオーミングアップやエクササイズの後など、筋肉が温まって傷つきにくいときにだけストレッチをするようにしましょう。

スクーリングダウン

エクササイズを終えるときに、徐々にエクササイズの速度を落とすとめまいを防ぐことができます。
脚の筋肉がリラックスしていると、血液はその近くの静脈に集まります(うっ血)。血液を心臓に戻すためには、脚の筋肉を収縮する必要があります。
エクササイズを急にやめてしまうと、血液は脚にたまって、十分な量が脳へ送られなくなってめまいが生じます。クーリングダウンを行えばこのうっ血を防げるので、血流が乳酸を取り除く速度も速くなります。
乳酸は、エクササイズ後に筋肉に蓄積される老廃物です。乳酸は遅れて生じる筋肉痛の原因ではないので、クーリングダウンでこの筋肉痛を予防することはできません。


脳・神経の発達と身体の関係

11歳以下(脳・神経系の発育期)

脳は様々な運動を身体を使い体験することで、新しい動作をおぼえていきます。
そのため色々な動作に挑戦し、理想的でスマートな身のこなし(スポーツのスキル)を小学生の間に習得しなくてはなりません。
1つの運動ばかりを行うことは誤りです、色々な運動やスポーツを幅広く体験することが大切です。
ボールを投げる強さよりもスポーツ医学的に理想的なホームで投げているかを評価してあげましょう。


12~14歳(骨の長さの成長と呼吸・循環系の発育期)

骨の長さを劇的に成長させる時期で、骨端線という成長軟骨を有していますので、同じ運動スポーツを繰り返すと骨への負担が大きな時期です。
軽い負荷で継続的な運動を実践し、スマートな動作を継続させる能力を身につけましょう。

15~18歳(筋力・骨格系の強い発達期)

負荷を増大させ、筋力を発達させる時期です。ウエイトトレーニングなどを効率よく行い、力強さを身につけて成人しましょう。
この年代が本格的な筋肉の発育が可能となります。ウエイトなど強いトレーニングをするべき時期です。